数ヶ月前から本屋さんで平積みになっているので読まれた方も多いと思いますが、
『LENA IN(リーン・イン)女性、仕事、リーダーへの意欲』 シェリル・サンドバーグ著
子どもがもうすぐ2歳。仕事と子育て、とても両立しているなんて言えない状況ですが、自分なりに努力しながら、日々を過ごしています。そんな時期の「いまの私」に必要な本でした。
一番グサッときたのが、
「自分が傷つかないようにするために、無意識に仕事の目標を下方修正してはいないか」
という問いかけです。
私はいま、数社の食品関連企業さんの商品開発、販売企画のお手伝いをさせてもらっているのですが、世においしいものがあふれている時代、商品づくりも販売も、「もっともっと先があるんじゃないか」と、突っ込んでいかないといけません。
その企業さんが本来持っている良いところを商品や売り場を通してお客様に届ける。
ルーティーンでなく、さらに単にうまくいきそうに"見える"やり方でなく、
もっといいやり方、違うやり方がないか、
常に考えていかないといけないな、と気持ちを新たにしました。
決して女性向けのものではなく、男性にこそ読んで欲しい1冊。
アメリカ、日本の様々な社会学的なリサーチデータが具体的に、数多く盛り込まれているのも、すごく勉強になりました。
(川原 舞子)
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