女子トイレの数と女性リーダーの数の関係について

最近、オフィスの引越しがありました。

レイアウトを最終確認するという会議に出席中のこと、ある気付きがありました。

 

レイアウトを見て2点の意見を述べました。女性のトイレが少ない、気分が悪いときに横になれるような部屋が欲しい。

オフィス勤務の女性の数に対してトイレが少ない。女性はトイレの時間が男性より長いし、トイレで化粧直しもするし、歯も磨く。生理痛や、貧血で席に座っているのが辛そうにしている女性スタッフを何度か見かけました。最近、育児休暇に入った女性は、妊娠中に気分が悪くなったときに、横になりたいと思うことが何度かあったと言っていたのを思い出しました。

 

私の提案に対して、周りの男性の反応は、「おーなるほど。」といった感じ。私の意見は何の反対もなく受け入れられ、無事女子用のトイレが増設され、ベットを設置した休憩室が出来ました。

 

ふと周りを見渡すと、会議に参加している女性は私だけ。ここに私が出席していなかったら、女子トイレに待ち行列が出来ていたかもしれない、気分が悪くても席でうずくまって我慢をしなければいけなかったかもしれない。

 

そうか、おじさん達は、別に意地悪なわけじゃないんだ! ただ気が付かないだけなんだ!生理痛の時に、横になって休みたい気持ちをおじさん達に気付いてといっても無理ですよね。

 

そうか、世の中の仕組みは、このように男性の視点だけで作られてきたんだ。社会の色々な場面の、意思決定の現場に女性が参加していくこと、そこできちんと意見を述べられるようになることが、より多くの女性が社会に参加しやすい仕組みを作っていくんだと、身をもって感じた経験でした。

 

政治の面でも、ビジネスの世界でも、女性リーダーが極端に少ない日本。女性リーダーが少ないから、女性が社会進出しやすいシステムが出来ない、だから社会で活躍し続ける女性が少ない、だから女性はリーダーになる為に必要な経験やトレーニングが受ける機会が少ない、だから女性リーダーが育たない。どこかで、この悪循環を切らなければいけない。そして、女性中小企業診断士であり、女性管理職である私がすべきことは沢山あるなと考えさせられた経験でした。

 

篠崎 利恵