「仕様書、どこまで読みますか?」

はじめまして。福永真美と申します。

航空自衛官として5年、中小IT企業で約25年、主に防衛分野で仕事をしている企業内診断士です。2015年4月に診断士登録をし、今年4月からエルズのメンバーとして登録させて頂いております。よろしくお願いします。

 

仕事柄、公示された「仕様書」を読み解き、応札可否を検討し、実施するための体制を構築し、落札して、遂行する、というサイクルで日々過ごしています。仕様書要求事項の見落としは、予定外の出費を招くだけでなく、事業の実施可否に影響を与えるリスクともなるため、事前の詳細な仕様書チェックは必須です。

 

また、主体となる「事業」だけでなく、特記事項として要求される「遵守すべき事項(著作権、情報セキュリティ、個人情報保護、品質等)」にも最新の注意を払います。遵守事項の対応に、事業本体にまけないくらいの労力を費やす場合もありますが、一度、問題を起こしてしまうと、体力のない中小IT企業は二度と事業に参画できなくなってしまうため、日々、必死に取り組んでいます。

 

こんなことを二十数年もやっていると、それがあたりまえのことだと思っていたのですが、診断士としての活動を始めてから出会った方々とのやりとりの中で、「仕様書」に対する意識に、委託側にも、受託側にも、様々なレベルがあることを知りました。

 

 

「仕様書の解釈の幅」といえば「幅」なのでしょうが、あまりの「幅の広さ」に、防衛基準しか知らなかった身にとっては、驚きの連続でした。

 

診断士のある先輩から、「診断士はプロの集団であり、事業に応じて、そのプロがチームを組む。」「具体的な事業の進め方は、個々の診断士の自主性に委ねられる。」と教わりました。

 

プロの診断士が発揮する「自主性」がなんたるかを、私は、まだ理解できていないのですが、企業人生活が長い身にとっては、企業が、組織の体制と役割、責任を明確にして必至で対応している数々の事項を、「自主性」という言葉だけで対応できるのは難しいように感じています。

 

何かが起きてからではとりかえしがつきません。

今後、エルズという組織体が、より大きな仕事の受注を目指すのであれば、仕様書や特記事項で要求される細部についてもっともっと敏感になる必要があるのではないでしょうか。専門家集団の先輩方には、口うるさく、煙たい存在になるかもしれませんが、私は、体にしみ込んだ仕様書&特記事項遵守の精神を貫き、みなさんの意識改革のお手伝いができたらと思っています。

 

(福永真美)

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コメント: 1
  • #1

    松田 靖 (土曜日, 26 11月 2016 16:19)

    福永真美さん
    先日、インターネットを見ていて驚きました。平成元年、防衛大学校応答物理学教室で一緒に確率論を学んでいた海上自衛隊の松田靖です。覚えていますか?
    現在、目黒にある海上自衛隊幹部学校で、陸海空自衛隊の若い幹部を教育する教官として勤務しています。
    お元気そうですね。常に前向きで,行動力あふれる昔の福永さんを思い出します。今も全く変わっていないように感じました。
    体に気をつけて、益々活躍されることをお祈りします。

    松田 靖
    メールアドレス: temp74799599@ca.thn.ne.jp