「女性ならではの視点」って?

諸事情によりしばらくストップしていたエルズのブログですが、本日より再稼働します。
改めて、よろしくお願いいたします。
もちろん、活動そのものは止まっていたわけではないですよ^^

 

さて、この間、「女性活躍推進」そして「働き方改革」に向け、
さまざまな施策が矢継ぎ早に打ち出されていました。
それで女性がより働きやすく、生きやすくなるのならありがたいですし、
自分の能力を存分に発揮できる環境が整うのは、世の中にとっても素晴らしいことです。
ただ、ちょっと気になることもあります。
何かのお役目に登用される女性の方とお話すると、
「"これからは女性の時代、女性ならではの視点を活かしてほしい"と言われるのですが、
"女性ならではの視点"って何でしょう?」
と、半ば困惑気味で聞かれることがあります。
「女性ならでは」…実は、私自身もこの言葉、よく耳にしてきました。
「女性ならではの感性、気づき、視点に期待している」とも。
そう言われると、確かに、具体的に何を期待されているのか、分からなくなります。
(エルズのHPにあるように、「女性ならではの悩み」なら理解できるのですけどね)
たとえば、一般的に女性は細かいところに気付けるとか、気配りができる、とか言われますが、
それは本当に人によるでしょう(ちなみに私は無理です)
商品開発の場面で、「女性の方が生活者視点を持った企画ができる」と評されることもあり、
これは一部納得もできますが、これもその人のバックグラウンドによりますので、一概には言えません。
あまり「女性ならでは」が強調されると、せっかく「女性活躍」の流れができてきたのに、
結局、これまで連綿と続いてきた男女の性的役割分業意識は変わらない、ということになりはしないか、
心配しています。
女性にも(そして男性にも)いろんな人がいる、すべては多様なはずなのに、
女性登用に当たり、「女性ならではの意見を」の一言で括っていいのか。
大雑把すぎない?
私なら、「あなたの意見を聞かせてほしい」の方が、何倍も嬉しいけどなぁ。
女性がもっと増えてくれば、こんなことは考えずに済むのでしょうか…今は過渡期、
そう捉えるようにしましょうかね。
(高橋)
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